私らしい手の温もりを追求

定期的にハンドセラピスの練習会に参加させていただいています。

行くたびに新たな発見と克服しなければいけないハードルが見つかり、どんな職業でもずっと研究と勉強なんだなと実感します。

最近あるメソッドで、自分がどんな人になりたいのか、憧れの人物像を思い描きなさい、という課題がありましたが、その時に、「はて・・・」と止まってしまいました。

昔はあんな人になりたい、自分はなぜあの人のように生まれなかったのかなど、人に憧れる気持ちが多々ありましたが、今の自分にはそういった気持ちがあまりなくなりました。

勿論素敵な人たちは周囲に沢山いらっしゃいますし、好きな人に囲まれて生活しています。

でも、じゃあ誰かのようになりたいかといわれると・・・。

ハンドセラピスの技術も沢山の先生に教えていただき、キラキラしたセラピストさんが沢山いらっしゃいます。

今後、もっともっとお客様に喜んでもらえるようになりたいと思ってはいますが、誰かのようにではなく、私だからできることを見つけなくては・・・という思いの方が今の私には強くなってきています。

同じようにお身体に触らせていただいても、人の手はみんな感触が違うし電気のエネルギーの状態も人それぞれ。そこがハンドセラピスの面白みでもあります。触り方一つにもセラピストの個性がでるのです。

お客様の身体もひとそれぞれ。その両者が接したときに、そこに唯一無二の時間と心地よさが生まれるのが素敵なことだから、私なりの、私だけにできることもじっくり追及していきたいと思います。

ずっとお客様に選ばれるサロンでありたいから、施術の基本をしっかりと押さえながら、私の手だからこそ伝わる心地よさを目指してこれからも精進してまいります。