小椋冬美先生の「リップスティックグラフィティ」

引っ越し作業の中で、久しぶりに手にとった小椋冬美先生のコミック「リップスティックグラフィティ」

なんと４３年前のものです。

私が多感な１５歳の時に、何度も何度も繰り返し読んだ素敵な物語。

自分に自信がなかったり、器用に生きられない女子高生たちの恋と日常を描いたものですが、小椋先生の描き出す世界が本当に素敵で、まるで上質な映画を見ているかのように、その場面の温度や香り、効果音やBGMまで感じられます。

その年代にしかないような瑞々しい感性や胸の痛みもそのままに。

夢中で読み返してみると、この物語は私の原点だし、これまでの考え方のベースだったのだと感じ、改めて大きく深呼吸。

こどもの頃に買ってもらったタロットカード同様、何度引っ越しをしても大切に持っていた本。

私が死んだら御棺に入れてもらおうと、本気でそう思います（笑）

この物語の世界の周波数が大好きで、こんな周波数を放って生きていけたらな・・・と、今後の毎日に新たな目標が見つかりました。

みなさんのベースになっているのはどんな物語ですか？