寿司屋さんのカウンターにて

昨日、５０年来の親友とお寿司を食べに行きました。

名古屋市西区の「寿し　ゆあさ」

大将は私たちの中学の同級生だったの男の子。

いや、もう立派なおじさん、おばさんなのですが、話していると昔に戻ります。

彼は、私たちがバブルの大波の中でちゃらちゃらと遊んでる時に必死で修業し、今は一国一城の主として立派なお店を構えています。

まわらないお寿司をいただくのはとても久しぶりでしたが、美味しいお酒と、ほっぺが落っこちるくらい美味しいお寿司で、とてもいい時間を過ごせました。

食べ物は、単なるエネルギー源ではなく幸せを運んでくれますね。

昔の宇宙飛行士の食事は歯磨き粉のチューブのような流動食でしたが、今はなるべく地球上に近いものを食べられるように工夫されているのだとか。

ただ栄養を摂取し、お腹が膨らむだけでは満たされない心の満足感が「食」の命なのかもしれませんね。

いつもいつも贅沢な食事をしていたら飽きてしまうし、インスタントばかりも味気ない。

お母さんの味は飽きないけれど、その有難みに気づくのは、それが食べられなくなってからのことが多いですよね。

誰と、どんな風においしい食べ物で心を満たすのか。

それはきっと、人生の豊かさとイコールなのではないだろうかと感じた夜でした。