更年期と食養生

「更年期」嫌な言葉ではありますが、大なり小なり多くの女性が直面している深刻な問題です。

薬膳の本の多くに更年期症状の軽減について書かれているように、個人差はあるものの、その症状は食事や生活スタイルに影響され、そして自分にかえってきて大きな影響を与えているようですのでシェアしますね。

早い人では30代後半から、更年期に伴う不調が始まると言われています。

人は加齢によって生殖能力を担う、中医学でいうところの「腎」が弱まるといわれています。

不調を感じた場合の基本は「腎」を労わることのようです。

治療などは専門家に委ねるところですが、食に関することは自分で気をつけることができます。

国際中医専門員の桜井大典先生監修の本によると、血流を良くすることは症状改善の基本であり、ショウガ、玉ねぎやニラ、小松菜、青魚など海鮮食材などの他、羊の肉は特に血流を改善し血管を健康に保ち、冷えをとるなどの効果があるそうです。

特にイライラや落ち込みなどメンタルの不調には相性もよく気の巡りを良くするハーブを使った調理法がおススメとのこと。

また、ドライフルーツのプルーンには血流を促し「腎」を補う力があるそうです。また、海藻を常食することでミネラルで養われている腎を労わることができます。

エネルギーが足りない、元気が出ないといった冬のはじめには山芋を使った料理などもいいようです。

調べてみると食の工夫で体調やメンタルを調整することもできるようです。特に更年期の不調などは、まずは食養生から始めてみては。

それでも改善しない時には、ハンドセラピスやDENBAドライヘッドスパはいかがでしょうか。

血流の改善、リンパを流すことはまほうのつえの得意技です。

こえれから寒さも本格的になってきます。

どうか皆様、お健やかに・・・。

あ、ちなみに、男性にも更年期障害は同じようにありますからね・・。