暮らしの中の「好き」が自分を励ましてくれるから

自分が暮らす街に、一番求めているものは何ですか？

治安が良い、交通が便利、買い物に便利、子育てに良い、緑が多い、行政のサービスが良いなど、あげていったらキリがないですし、すべての望みが叶えば一番いいですよね。

でも、人によっては絶対に譲れないものもありますよね。

私にとってのそれは、「空が広いこと」です。

私は愛知県の山間部で育ちました。今でも地元は大好きですし、暮らしにそんなに不便さも感じない、むしろ良いところの方が多い、自慢の故郷なのです。

ただ、山あいですから勿論周囲の山が高いのです・・・・。

見える空の面積が狭くなり、お日様が昇るのが遅く沈むのが早いことが、私にとっては最大の問題でした。

若いころ、車を運転中に豊川市に差し掛かり、きれいな夕焼けを見て、なぜかとても懐かしい気持ちになりました。

そしてその数年後から現在まで、その近く暮らすことになるわけですが、とにかく一番のお気に入りは広い空の下で暮らせることでした。

長い人生の中でどんなに辛く、苦しいことがあっても、朝日が昇るのを眺めたり、澄み渡る青空を見上げたり、そして、夕焼けの美しさに涙したり・・・。

暮らしの中で大切なもののひとつが、「好き」であると実感しました。

自分にとっての好きなもの、好きな場所、好きな過ごし方、それが沢山あれば、日々の多くのストレスを癒してくれますよね。

皆さんの暮らしの中の「好き」は何ですか？

家族や恋人以外に沢山の自分にとっての「好き」を探してくださいね。

それがきっと苦しい時の味方になってくれます。

まほうのつえも、あなたの味方になれますように・・・。